マグネットデンチャー(磁性義歯)|福岡市東区香椎浜の歯医者あおき歯科クリニック

症例報告

TOP症例報告インプラントマグネットデンチャー(磁性義歯)
インプラント歯周病治療入れ歯・義歯
年齢 62歳 
性別 男性
主訴 歯茎が腫れる
治療 マグネットデンチャー インプラント 歯周病治療

歯茎が腫れると言うことで来院されました。

2年前に上の歯全体を治療しており、歯周病で歯が動いていたために長い本数をつないで被せ物をされたそうです。

その時に治療した先生より「次だめになったら総入れ歯だよ。」と言われてたそうです。

根もだいぶ歯茎からでてきており、歯周病がかなり進行しています。

レントゲンでも上の歯は複数本、根の先まで骨が吸収(黒く写っている)してしまっています。

 

歯周病の検査票です。正常値が2~3ミリなので、中等度〜重度の歯周病です。

歯周病の外科処置などを行い、上の歯で保存出来た歯は4本です。残念ながら4本は抜歯となりました。

上の歯は本来14本あるのに対し4本しか残らなかったので、この歯に入れ歯をかけると金具をかなりの数引っ掛けないといけなくなり、残っている歯がダメになりやすいです。金具が多いと見た目も悪いです。

 

そこで、残っている歯は被せ物を立てず、マグネットがくっつく特殊な金属を装着しました。

そして、その上に総入れ歯をセットしました。入れ歯の中にマグネットが入っています。

今回は左上に1本インプラント を使用しました。

 

机を想像してみてください。天板に対して、足は基本的に4本ありますよね?

その足の配置も真ん中に4本でなく、できるだけ端にあり、広い面積で天板を支えていると思います。

 

この患者さんは残念ながら左上は歯が残りませんでした。このままでは入れ歯の安定がやや悪いので

その場所にインプラント を使用することで入れ歯の安定が良くなります。

 

歯が全くない入れ歯は歯茎で噛んでいる感触で自分の歯の半分ぐらいの力でしか噛めない。と言われています。

それに対し、この方のように入れ歯の下に自分の歯やインプラント があることで沈み込みを防げます。

なんでも噛めると言ってくださっています。

 

他にも多くのメリットがあります。

①将来的に、入れ歯の下にある自分の歯がダメになっても基本的に入れ歯は作り変えなくて良い。

②安定しているので、入れ歯の面積を小さくでき違和感を少なくできる。

デメリットとしては、

入れ歯を外すとパッとみた感じでは、歯がないように見えます。年齢が若い方は特に精神的に受け入れることができない方もいらっしゃいます。

 

違和感が少なくなるとはいえ、自分の歯に比べると違和感があります。これに対しては全てをインプラントにしないといけません。

残っている歯の状態もかなり良くなりました。

その後も入れ歯を作り替えることなく、メインテナンスにかかられています。

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