マイクロスコープダイレクトボンディング歯周病治療根面被覆審美治療

歯がしみる(知覚過敏) 〜根面被覆〜

Before

After

症例情報

初診時年齢32歳
性別女性
主訴歯がしみる
治療内容根面被覆 ダイレクトボンディング
上の写真は2014年に初めて来られた時の写真です。 下は治療後メインテナンスに来られている時の写真です。   歯茎が下がり、根が露出しています。このことを歯肉退縮による歯根露出と言います。 4年間で悪化しているのがわかります。   歯根露出があり、象牙質という部分がみえているとしみたり、虫歯になりやすくなります。 この原因は、歯ブラシの力が強かったり、歯周病、かみ合わせにあると言われ さらに、歯茎が薄かったり、硬い歯茎(角化歯肉)が不足していると起こりやすいです。   この治療法は退縮した部分をでCR(プラスチック)で埋める。という簡単な方法がありますが、 根本的な解決になっていません。 現にCRでした数年後ですが、さらに歯肉退縮が起き歯根が露出しています。 ですので一番良い方法は歯肉移植による根面被覆という方法です。   海外の論文を紹介します。 歯肉退縮がある患者さんの2~5年を調べたものです。 歯肉退縮を放置すると悪化してしまう。という結果です。 また、角化歯肉(硬い歯茎)があれば進行を予防できるというものです。 そして、歯肉退縮が進行すると、条件が悪くなり完全な根面被覆を達成できなくなります。 そこで、歯肉移植による根面被覆をすることで角化歯肉(硬い歯茎)を増やすのが良いとされています。 歯肉退縮が原因で抜歯には至らないとありますが。 この患者さんのように歯肉退縮により、根面カリエス(虫歯)ができ歯が折れてしまう場合があるので 直接的原因ではなくても、抜歯の一因にはなるでしょう。   冒頭の患者さんの歯肉移植の前後の写真です。 左の2本は根面被覆は達成できていますが、残念ながらその右隣の歯は完全には被覆できていません。 これは歯肉退縮の分類です。 完全に被覆できていない歯はClassⅢ〜Ⅳに相当し、条件が悪くなっているからです。 完全に被覆できていなくても、歯肉の厚みが増えることで退縮しにくくなるので 歯肉移植は大変有意義な治療法です。   最後にもう一人ご紹介します。   32歳女性 歯がしみるということで来院されました。 歯と歯の間に虫歯もあったので、ここはダイレクトボンディング で治療しました。 しかし、それでもしみるのが落ち着かなかったので 歯肉移植による根面被覆を行いました。 真ん中の2本が歯肉で覆われ、歯が短くなっているのがわかります。 しみる症状も取れて、退縮しにくい状態になりました。   このように失われた歯茎を取り戻す保険外診療での再生療法を当院では行なっております。 是非一度ご相談ください。 他のケースも良ければ見てください。
歯茎が下がってきた~歯肉退縮に対し根面被覆を行った〜