精密根管治療|福岡市東区香椎浜の歯医者あおき歯科クリニック

福岡市香椎浜

tel.092-672-8110

Root canal treatment

治療後の再感染、再治療のリスクを徹底的に減らす
歯を残すための精密根管治療

精密根管治療とは

根管治療とは、歯の根(根管)の治療です。虫歯が進行し、大きな穴が開いた状態になると、歯の神経の管の中の感染物質を除去するという処置が必要になります。その後、虫歯に冒された神経部分を除去した後に、内部を清掃し、再度の感染を防ぐために詰め物をするという治療を行います。
根管治療を行う際に大切なことは、根管の中をしっかりと洗浄して細菌を取り除くことです。

下記、日本での歯科保険治療内容の内訳データです。

  • 感染根管治療…53%
  • 抜髄処置…31%
  • その他の治療…16%

抜髄(神経をとる処置)とは一般的に、はじめての根管の治療を意味します。
感染根管治療とは、1度、または2度以上、歯の根の治療を行ったのだけれども、痛みや違和感が続く、もしくは再発した場合に行われる治療です。
つまりこのデータが意味するのは、日本での保険治療では約半数が歯の根の治療がやり直しになっているという現実です。

これに対し、世界の専門医による治療データでは70~90%の成功率となっており、約半数がやり直しになっている日本の保険治療とは倍近く成功率に差が出てしまっています。
再治療になるほど成功率は低くなり、また再治療を2~3度繰り返すと、歯が薄くなってもう治療ができなくなってしまい、抜歯になることが多いのです。

当院の精密根管治療では、マイクロスコープという装置を使い、肉眼では見ることの難しい細部までを目視しながら治療を行うため、再発の原因となる感染物質の除去を徹底的に行え、治療後の再感染、再治療のリスクを減らすことができます。

精密根管治療の特徴

  • 1 マイクロスコープの使用
    最大20倍下での治療を行います。
    歯の神経の構造は大変複雑で、肉眼による治療には限界があります。
    北米の専門医治療では、マイクロスコープの使用が一つの条件です。
  • 2 ラバーダム防湿の徹底
    お口の中の細菌が根管治療中に混入するリスクを軽減させます。
  • 3 器具類の滅菌、使い捨てによる破損・感染防止
    器具の徹底的な滅菌は当然のこと、一部の器具を使い捨てにすることで器具の破折を防止
  • 4 十分な治療時間による治療期間の短縮
    1回の治療時間を60〜90分かけて行うため、治療期間が短縮され、感染のリスクも軽減します。

従来の根管治療と精密根管治療の違い

精密根管治療 従来の根管治療
無菌的治療かどうか 無菌的 無菌的でない
根の中が見えているか 見えている 見えていない
根管の形の把握 3次元的(正確) 2次元的(不十分)
治療にかける時間 時間をかけられる 時間をかけられない
材料・治療法の制限 より良い方法で行える 限りがある
保険がきくか きかない きく
再発のしやすさ しにくい しやすい

マイクロスコープの使用

マイクロスコープを使用すると、高倍率で根の内部を直接見ながら治療ができるため、より確実で精度の高い治療が行えます。 しかし、マイクロスコープは高価な医療機器であるため、歯科医院での普及率はまだまだ数%といわれています。

  • 根の先端部から出血しているなど、
    最深部の確認をすることもできる

  • 感染源となる汚れもしっかり見ることができるため、
    正確に取り除くことができる

精密根管治療専用器具

器具の先端は0.3~0.5mmで肉眼では確認できないほどに繊細な形態をしています。
マイクロスコープで見ながら様々な形態の器具を使い分けることで、陥凹部分や段差があるような根管内の清掃にも対応できるようになっています。

ラバーダム防湿の意義

ラバーダム防湿法とは、治療する歯をゴム製のシートで隔離して可能な限り無菌的に治療を行う方法です。 お口の中には沢山の細菌が存在しているため、唾液などに含まれる細菌が治療する歯へ侵入するのを防ぎます。

まずは、虫歯が染まる液で染め出しながら虫歯を徹底的に除去します。虫歯を取り除いた後に歯の高さが不足している場合や、歯茎との距離が近くなっている場合、そのままでは周りから血液や唾液が入り込んで細菌が容易に侵入してしまいます。

そのため、専用の薬剤やレーザーを使いながら止血させた後、隔壁(かくへき)と呼ばれる一時的な防壁を作製していきます。

歯の全周に渡って壁を作ることで、ラバーダムをかけることができるようになり、隙間から唾液や血液が入るリスクをなくすことができます。
隔壁は、無菌的環境を作るための大事な事前処置で、根管治療の成功を左右する非常に重要なステップです。
ラバーダム防湿を完全に達成するためには、時間と手間がかかりますが、このような作業も必要不可欠なのです。

精密根管治療の流れ

大切な神経を残せる先進歯科治療

MTA

虫歯が大きく進行して神経を取らないといけない場合に、MTAという特殊な薬剤を使うことで神経を残すことが可能になります。

レントゲンやCTにより、虫歯が神経にまで及んでしまっていることがわかります。

虫歯を削っていくと神経が露出してきました。本来なら神経を取らなければならない状態です。
マイクロスコープで健康な歯を削らないよう虫歯だけを完全に除去し、ラバーダムにより細菌が神経に入り込むのを防ぎながら、MTAを詰めていきます。

そして、本来の歯の形を精密に再現修復します。
治療後のレントゲンでも、神経が守られていることが確認できます。

初診時年齢 14歳
性別 女の子
主訴 歯が欠けた
治療内容 MTA、ダイレクトボンディング
治療回数・期間 1回
治療費 8.5万円
リスク・副作用 ⼀時的な⻭のしみ

MTAセメントの症例

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精密根管治療の症例

  • Case1.

    右下が腫れたということで来院されました。
    他院で治療されていたのですが、根の中に治療器具が折れて残ってしまっており(破折ファイル)、紹介で当院に来院されました。
    1番奥の歯は残念ながら抜歯となりましたが、奥から2番目の歯は、破折ファイル除去を含む精密根管治療を当院で行うこととなりました。

    • 治療前

    • 治療後

    初診時年齢 62歳 男性
    治療内容 破折ファイル除去+感染根管治療
    治療回数 5回
    治療費 11万円
    治療・副作用 特になし

    この治療について詳しく見る

  • Case2.

    レントゲンやCTにより、虫歯が神経にまで及んでしまっていることがわかります。
    来院者さまはまだ14歳。この年齢で神経がなくなってしまうのは避けたいとのことで、神経を残す治療とダイレクトボンディングでの修復を希望されました。

    • 治療前

    • 治療後

    初診時年齢 14歳 女性
    治療内容 MTA, ダイレクトボンディング
    治療回数 1回
    治療費 8.5万円(虫歯一箇所+MTA)
    治療・副作用 治療後の一時的なしみ

    この治療について詳しく見る

  • Case3.

    他院で1年前に治療した右下奥歯が腫れを繰り返すとのことで来院されました。
    レントゲン上で奥から2番目の歯の先と根の股の部分が黒くなっており、根の股の部分の歯周ポケットは8mmと深くなっていました。
    すでに何度も治療が繰り返されている歯なので、歯が折れている可能性もありますが、これ以上再治療となるリスクを減らしたいと、侵襲性が少ない精密根管治療を希望されました。

    • 治療前

    • 治療後

    初診時年齢 35歳 男性
    治療内容 感染根管治療
    治療回数 2回
    治療費 11万円
    治療・副作用 特になし

    この治療について詳しく見る

料金のご案内

抜髄(初めての治療)
  • 前歯44,000円
  • 小臼歯77,000円
  • 大臼歯99,000円

※料金は税込です。

感染根管治療(再治療)
  • 前歯55,000円
  • 小臼歯99,000円
  • 大臼歯121,000円
  • MTAセメント33,000円

※料金は税込です。

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