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院長ブログ
痛くない麻酔を目指して
歯医者の麻酔といえば、あのチクっとした痛み。
苦手・・・というより嫌だという方がほとんどだと思います。
麻酔の痛みの原因は、
①針が刺さる時の痛み
②冷たい麻酔液が体内に入ることで痛みを感じる
③急に多くの麻酔液を注入すると、圧迫で痛みを感じる
の3つです。
あおき歯科では、痛みやストレスの少ない麻酔注射を提供できるように様々な工夫をしています。
まず、麻酔注射の前に、歯茎に表面麻酔と呼ばれる軟膏(写真中央)を塗ります。
これによって、あのチクっとした針の痛みを軽減させることができます。
また、使う注射針は33G(ゲージ)という極細針を使用しています。
ちなみにインフルエンザなどの予防注射で使用される針は26G。このG(ゲージ)の数値が大きいほど細くなります。
麻酔液は機械で36〜37℃に常時保温(写真左)。
体温との差が小さいほど痛みは少なくなります。
麻酔の注入は痛みが出ないように少しずつゆっくりと行います。
それでも痛みが気になる方は、電動麻酔注射(写真右)を使い機械制御で一定のスピードで麻酔液を注入していきます。
ただし、麻酔は炎症の強い場所には効きづらいと言われています。
つまり、悪いところを我慢し放置すれば、それだけ麻酔が効きにくくなります。
早めに受診される方が痛みが少なく治療することができるので、悪くなる前にご来院ください。