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歯医者でのホワイトニングについて徹底解説
■歯医者でのホワイトニングについて徹底解説
皆さん、こんにちは。福岡市東区香椎浜のあおき歯科・矯正歯科クリニックです。今回のコラムでは、歯医者で行うホワイトニングについて詳しく解説します。歯の黄ばみやくすみが気になる方にとって、ホワイトニングは手軽に歯を白くする方法として非常に人気があります。
しかし、ホワイトニングと一口に言っても、実際にはさまざまな方法があり、それぞれに特徴やメリット・デメリットがあります。この記事では、ホワイトニングとは何か、どのような人におすすめか、そして歯医者で提供されるホワイトニングの種類について詳しくご紹介します。
▼ホワイトニングとは?
ホワイトニングとは、歯の表面に付着した汚れや着色を取り除き、歯を白くするための治療法です。通常、薬剤を使用して歯の内部の色素を分解し、歯の色を明るくします。ホワイトニングは、歯科医院で行うオフィスホワイトニングと、自宅で行うホームホワイトニング、それらを併用したデュアルホワイトニングの3種類に分けられます。
▼ホワイトニングがおすすめな人
以下のような症状や特徴がある方には、ホワイトニングをおすすめします。
歯の黄ばみが気になる方: コーヒーや紅茶、タバコなどの嗜好品が原因で歯が黄ばんでしまった場合。
イベント前に歯を白くしたい方: 結婚式や重要なイベントを控えている方。
自信を持って笑いたい方: 歯の色に自信が持てず、笑顔を躊躇してしまう方。
長年のくすみを改善したい方: 加齢や食生活の影響で歯がくすんでしまった場合。
▼ホワイトニングとクリーニングの違い
ホワイトニングとクリーニングは、どちらも歯をきれいにするための処置ですが、その目的と方法には違いがあります。ホワイトニングは、歯を白くするために行う処置で、専用の薬剤を使って歯の内部の色素を分解し、明るい白さを実現します。一方、クリーニングは、歯の表面に付着した歯石やプラーク、ステイン(着色汚れ)を取り除くことを目的としています。クリーニングは主に予防処置として行われ、歯肉炎や歯周病の予防にも効果的です。つまり、ホワイトニングは歯の色を変えることを目的とし、クリーニングは歯の健康を保つためのメンテナンスと考えると良いでしょう。両者を適切に組み合わせることで、患者さんは美しい白い歯と健康な口腔環境を保つことができます。
▼歯医者のホワイトニングの種類
歯医者で行うホワイトニングには、以下の3つの種類があります。
【オフィスホワイトニング】
特徴: オフィスホワイトニングは、歯科医院で専門の器具や薬剤を使用して行うホワイトニングです。高濃度の薬剤を使用するため、短時間で効果が得られます。
◎メリット
短期間で効果が実感できる
専門家による安全な施術
即効性があるため、イベント前に最適
◎デメリット
施術費用が比較的高い
薬剤が強力なため、一時的に歯が敏感になることがある
【ホームホワイトニング】
特徴: ホームホワイトニングは、自宅で行うホワイトニング方法で、専用のマウスピースと薬剤を使用します。ゆっくりと時間をかけて歯を白くするため、自然な仕上がりが期待できます。
◎メリット
自分のペースで進められる
歯に対する負担が少ない
長期間持続する効果
◎デメリット
効果が現れるまでに時間がかかる
手間がかかるため、続けるのが難しい場合がある
専用のマウスピースのフィット感が重要
【デュアルホワイトニング】
特徴: デュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせた方法です。即効性と持続性の両方を兼ね備えています。
◎メリット
短期間で効果が現れる
効果が長続きする
自宅と歯科医院でのケアを併用するため、理想的な白さが得られる
◎デメリット
費用が高くなる
自宅でのケアが必要
▼ホワイトニングできない人
ホワイトニングは多くの方に効果的な方法ですが、すべての方が適用できるわけではありません。以下のようなケースでは、ホワイトニングが難しい場合があります。
妊娠中や授乳中の方: 薬剤が胎児や乳児に影響を与える可能性があるため、妊娠中や授乳中の方はホワイトニングを避けるべきです。
重度の歯肉炎や歯周病のある方: 歯茎が炎症を起こしている状態では、ホワイトニングの薬剤が刺激を与え、症状を悪化させる可能性があります。
虫歯が進行している方: 虫歯が進行している場合、ホワイトニングよりもまずは虫歯の治療が優先されます。ホワイトニング剤が虫歯部分に染み込むと、痛みを引き起こす可能性があります。
知覚過敏のある方: ホワイトニング剤が歯の表面に作用するため、知覚過敏のある方には強い刺激となり、痛みが生じることがあります。
▼ホワイトニングの副作用
ホワイトニングは比較的安全な治療法ですが、副作用が全くないわけではありません。以下は、ホワイトニングを行う際に考えられる副作用です。
知覚過敏: ホワイトニング後に歯が一時的に敏感になることがあります。特に冷たいものや熱いものが染みる場合がありますが、通常は数日で症状が治まります。
歯茎の刺激: 高濃度のホワイトニング剤が歯茎に触れると、炎症や赤み、痛みを引き起こすことがあります。歯科医師が適切に処置を行うことで、このリスクを最小限に抑えることができます。
色ムラ: ホワイトニングの効果は個人差があり、場合によっては歯に色ムラが生じることがあります。これを防ぐためには、事前のカウンセリングで歯の状態をしっかり確認しておくことが重要です。
▼ホワイトニング後の注意点
ホワイトニング後は、歯の白さを維持するためにいくつかの注意点を守ることが重要です。
色素の強い食べ物・飲み物を避ける: ホワイトニング後の数日間は、コーヒー、紅茶、ワイン、カレーなど色素が強い食べ物や飲み物を避けることで、白さを保つことができます。
喫煙を控える: タバコのニコチンやタールは歯に強い着色をもたらすため、ホワイトニング後は喫煙を控えることが望ましいです。
定期的なメンテナンス: ホワイトニングの効果を長持ちさせるためには、定期的に歯科医院でのメンテナンスを受けることが推奨されます。歯科医師によるチェックとクリーニングで、歯の白さを持続させましょう。
以上の点に注意することで、ホワイトニングの効果を最大限に引き出し、長くその白さを維持することができます。
▼市販のホワイトニンググッズでも効果は得られる?
市販のホワイトニンググッズは、歯の表面に付着した汚れを効率良く取り除くためのアイテムです。通常のブラッシングよりは歯をきれいにする効果が高いかもしれませんが、これらは歯医者で行うホワイトニングとは異なり、漂白剤を使用して歯そのものの色を明るくするわけではありません。市販品はホワイトニンググッズの主な作用はステイン除去であり、歯の内部に沈着した色素を分解する効果は期待できないのです。根本的に歯を白くしたい場合は、歯医者でのホワイトニングを検討することをおすすめします。
▼まとめ
皆さん、いかがでしたでしょうか?ホワイトニングにはさまざまな方法があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。どの方法が最適かは、患者さんそれぞれのライフスタイルやニーズによって異なります。福岡市東区香椎浜のあおき歯科・矯正歯科クリニックでは、患者さん一人ひとりに合ったホワイトニング方法をご提案いたします。気になる方は、ぜひご相談ください。