マイクロスコープ精密根管治療審美治療
マイクロスコープによる精密根管治療〜パーフォレーションと破折ファイルがみられた症例〜
-
Before
-
After
初診時年齢 | 39歳 |
---|---|
性別 | 男性 |
主訴 | 歯石取り |
治療内容 | マイクロスコープ 精密根管治療 パーフォレーションリペア 破折ファイル除去 モジュール セラミッククラウン |
治療回数・期間 | 3ヶ月 |
治療費(治療当時) | 精密根管治療11万円 セラミッククラウン14万円 合計25万円(消費税別) |
症状は無かったのですが、レントゲンを撮ると異常な骨吸収像がありました。
本来白く写る骨が吸収して黒くなっています。
歯と歯の間が狭いのでかぶせ物と歯の間に隙間があり、虫歯になりやすい状態です。
破折ファイルと言って治療中にファイルという道具が折れて根の中に残ってしまっています。
詳しくはこちらをご覧ください。
更に以前の治療で湾曲の内側に穴が空いてしまっていました。これにより、内側を中心に骨が吸収してしまっています。歯に穴が空いており骨吸収がひどいので
特殊な材料を使用しないとこの歯を保存することができません。
マイクロスコープを使用することで、MM根が発見でき、破折ファイルを除去することができました。これにより根の中の細菌をかなり除去することができ
特殊な材料 MTAセメントで根の中を詰めることができ(根管充填)ました。
黒く抜けていた骨吸収も改善傾向です。
しかし、歯と歯の間が狭いのでこのままではしっかりとしたかぶせ物が作成できません。
部分的にゴムで矯正をおこない、
型取り(印象)もしっかりとおこなうことで、適合のよいかぶせ物が作成できました。
マイクロスコープを使用した精密根管治療をおこなったので、この歯を保存することができました。