非外科的根管治療(通常の根管治療)で治癒せず、歯根端切除をおこなった症例|福岡市東区香椎浜の歯医者あおき歯科クリニック

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Case

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非外科的根管治療(通常の根管治療)で治癒せず、歯根端切除をおこなった症例

初診時年齢 46歳
性別 女性
主訴 奥歯がかけた
治療内容 根管治療 歯根端切除 矯正的挺出 歯冠長延長術 歯肉圧排

症状は無かったのですが、レントゲンで前歯の根に大きな黒い影があります。

根の治療が必要でしたが、3年前に他院で治療をおこなったそうで1年くらいかかったそうです。

 

赤い点線骨が吸収して、黒くなっています。

緑の線は、根の先まで治療ができていないのがわかります。

 

根の治療をするためにはセラミックの被せ物を壊さないといけないので、今回は治療を見送ることになりました。

 

それからメインテナンスを続けていき、1年後

黒い影は治っておらず、むしろ少し大きくなっています。症状は相変わらずありませんでしたが、今回は治療することになりました。

 

以前の治療では、時間がかかった割に根の先まで治療がなされていないので、

今回の治療でも

通常の非外科的な根管治療では治らない可能性、②その場合、外科的な歯根端切除(根切)をおこなう必要がある

ことを昨年の時点でお伝えしていました。

3ヶ月間根管治療を行ないましたが、根の先まで治療ができなかったので外科的に対応することにしました。

左:治療前  右:治療後

根が短くなっているのがわかります。

その歯の治療中、隣の歯が取れてしまいました。

取れた歯をみると、歯茎の上にほとんど歯が無いです。

そこでワイヤーとゴムで矯正的挺出(歯茎より上に歯を引っ張り出すこと)をおこないました。

更に下の写真の緑の矢印の部分は特に歯茎の上に歯が出ていません(専門的には「歯肉縁上に健全な歯質がない」と言います)。

最低でも歯茎の上に歯が1,5mm歯がないと、

被せ物が取れやすかったり、歯が折れてしまうことがあります。

そこで歯冠長延長術という、歯の長さを長くする処置をおこないました。

だいぶ歯肉縁上(歯茎の縁:ふちの上)に歯が出てきました。

こうなると、被せ物が長持ちしやすくなります。

型採りです。歯茎と歯の境目をきれいに出して、輪郭をはっきりさせるように歯肉に糸を入れます。(上の写真)

これを歯肉圧排(しにくあっぱい)といいます。

1本ずつ丁寧におこないました。

治療後の状態です。

治療前後です。根の先にあった黒い影も良くなりました。

 

非外科的な根管治療では良くならないケースも残念ながらあります。

今回のような外科的な対応をすることにより、成功率があがります。

 

 

 

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