できるだけ削らないで隙間のある前歯を綺麗に 〜セラミックラミネートベニア〜|福岡市東区香椎浜の歯医者あおき歯科クリニック

福岡市香椎浜

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Case

審美治療矯正治療マイクロスコープダイレクトボンディング

できるだけ削らないで隙間のある前歯を綺麗に 〜セラミックラミネートベニア〜

初診時年齢 40歳
性別 女性
主訴 前歯を綺麗にしたい
治療内容 セラミックラミネートベニア

2018年に歯石取り希望で来院されました。この時にも前歯は気になられていました。

歯を削るより、矯正治療で隙間を閉じた方が良い。しかし全体の矯正をした方が最善方法です。

と伝えていました。

その後1年経って再び来院されました。

「他院で前歯2本削ってセラミックにしようと思うが、その後当院でメインテナンスができるか。」

と言われました。

「メインテナンスは治療したところで受けた方が良い。2本だけで最終形がどうなるかイメージできているのか、安易に削らない方が良い。」とお伝えしました。

 

下の写真は他院で前歯のセラミック治療を受けられたそうです。

自宅の近くではなかったのもあって、早く・回数を少なく治療してもらったそうです。

左の写真でおかしいのがお気づきでしょうか。

歯茎が赤く炎症を起こしています。右のレントゲンにあるように、12本神経を取って18本削っています。

この方のお口の中の動画です。

風をかけると、汚れ・膿みが出てきて、更に出血してきます。

器具で周りを触ると段差が大きくフィットしていないのがわかります。

どうしたら良かったかは、後で説明します。

 

2本だけで治療した場合どういう形になるか、模型上でシミュレーションをすることにしました。

右上は削らずにダイレクトボンディングで対応した場合。

右下は被せ物にした場合。

グレーのwaxを使用して、形を確認しました。

どうしても2本では歯が大きくなってしまいます。 

そこで前歯の2本だけ部分矯正をおこない、隙間を埋める計画をしました。

その分、隣に隙間があいてしまうので4本さわる計画をしました。

簡易的な装置を使用し、2本を寄せました。

その期間に2本の間の炎症をレーザー などで、治療しています。

まずは隣の隙間をダイレクトボンディングで対応しています。

ほとんど削らずに治療することができました。

 

次にメインの前歯2本です。

左上:治療前

上中:削りすぎないよう、削り足りないように目安の物をあてています。

右上:削った直後、表側しか削っていません。

 

左下:型採りする直前、歯肉圧排して糸をいれています。こうしないと精密な模型が作れません。

下中:シリコンという特殊な材料を使用し、細部まで型採りができています。

右下:その日は仮歯を入れて終了します。

 

先程の炎症がある歯茎になってしまった話です。

歯茎に糸を入れないと精密な模型がつくれず、その結果フィットの悪い被せ物ができてくる可能性があります。

しかし、歯茎に炎症があると糸を入れると出血してくるので、歯ブラシの仕方などを徹底して指導し、

仮歯のフィットを合わせて炎症のない歯茎を作った上で型採りにすすみます

それを炎症のある状態ですすめてしまうと、先程の方みたいに、色などは綺麗になったかもしれませんが

数年後、虫歯になったり歯茎が下がってしまったりしてしまいます。

効率よく少ない回数で治療を終わらせたいとは思いますが、治療後も長持ちさせたいので患者さんに頑張って貰わないといけない部分です。

セラミックラミネートベニアができあがりました。

歯の裏面は削っていないのがわかります。

治療後です。

治療前との比較ですが真ん中の歯茎の炎症も取れて、最小限の介入で治療を終えることができました。

引き続きメインテナンスでみていっています。

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