親知らず
親知らずを放置しておくと
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Before
親知らずは真ん中から数えて8番目の歯になります。
第二大臼歯と言う歯の隣になります。
残念ながら隣の歯は神経を取る治療になりました。
親知らずを抜いてレントゲンを撮影すると特に虫歯の大きさがわかります。
どうしても抜きたくないと言われた患者さん。
2020年にはかなり大きな虫歯になってしまいました。
違う患者さんですが、歯を支える骨は溶けたままです。
歯ブラシがとてもしにくい状態です。
右下が腫れたと来院されました。
数年前に親知らずを抜いたらしいのですが、その影響で隣の歯が歯周病になり、写真でも
わかるように歯が隠れるくらい歯茎が腫れてしまっています。
治療の続きをして欲しいと来院されました。
この方も数年前に親知らずを抜いたそうです。
歯周ポケットが7㎜ありました。症状はありませんでした。
このように、親知らずを放置しておくと、隣の歯に悪い影響を及ぼす場合があります。
抜くことのデメリットは麻酔の痛みと、麻酔が切れた後数日痛みが続いたり、腫れたりする場合は
あります。しかし、それは1週間ほどで治ります。
虫歯になってしまうと元に戻りません。
ですので、早めに親知らずの状態を歯科医院で確認してもらい
抜く必要があるかを相談することをオススメします。