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歯に優しい削り方
先日、土日で形成セミナーに行ってきました。
被せ物をするために歯を削ることを、「歯を形成する」と私達は言います。
噛む力がしっかりと伝わるように、それぞれの歯は色んな角度で傾斜して生えています。
例えば上の前歯は約30度前に傾いて生えています。
その傾きと、本来の歯の形を意識して形成することにより、歯に無理な負担がかからず長持ちさせることができます。
仕方なく歯を削らないといけなくなった場合、実際は被せ物をすると見えなくなりますが、「もうこれ以上悪くならないように」と歯に優しい形成をすることの大事さを再認識しました。
勤務医・青木理恵